性善説とか性悪説とかじゃなくてさあ

随分と昔に一度取ったそれはまともに記事を書く前に無くした(gooメールやその辺のもう二度と見られないフリーアドレスを使った気がする)ので初めてと言っていいはずだ。

喜びの勢いで取得した。

別に推しの公演チケットが用意されたとか、資格試験に受かったとか、恋人と入籍したとか、そういうことではない。
たまたま読んだブログに、あ、イイ。と思った勢いである。

絶対的敗者が好きです。世界という膨大な善意に踏み躙られた頭のおかしい歴史上のゴミが好きです。彼らには彼らの正義があったのに余程正しい大多数に縊り殺されたその歴史が好きです。唾棄すべき悪者を愛してやまないのです。

https://a06mnei.hatenablog.com/entry/2019/05/27/235947

だってさ。
ねえ。「世界という膨大な善意」。
これ音声化して骨伝導聴きたくなる言葉選びだと思うんだ。
「世界という膨大な善意」!

どういう経緯であのページにアクセスしたのかもう分からないのだけれど(注意欠陥多動性障害持ちの衝動性を甘く見ないでくれ)、ただタブに残っていたブログの一記事でこんなにハッピーになるなら至るまでの道なんざ些事だなとも。

※僕個人は「生き残った者が最も格好良い」と感じがちなので彼女(おそらく女性による筆であると考えているけれど、まぁネット社会における性差判定ほどアテにならないものも少ないよね。ボイスチェンジャーとかその辺りの技術の進歩は目覚ましいものがあるのだし)と違う思想を贔屓しがちではあるのだが、
「世界という膨大な善意」という一句に関して喜んでいるのとは別の話。

そして「格好良い」と「良い」は必ずしも一致するとは限らないと考えるのでそっちも今は話題にしないぞ。


のっけから他人に寄りかかった話題の記事で、ああこのブログ長続きしねーなって予感がビンビンのビンなのだけれども
それでもいい。
今あの記事を読んで「世界、良いじゃん」って思ったのは変わらぬ事実なので。


性善説とか性悪説とかじゃなくてさあ
言ってみれば世善説や世悪説と字を充てたくなるそれ。










あ、あと余談の余談。

これ書いた方、知ってた。
いえ全然知らねーと思いながら読んだし書いてたんだけど。
この方のイラストを見たことがあった。

世間狭いな。